今日で連敗ストップにはなりましたが、本当に勝った方が良かったのでしょうか。
この勝利にどんな意味があるでしょうか。
まず、ペナントレースに全く影響がないのは確実。
これによってデーブの休養が遠のいてしまったのも事実。
良かったこととすると松井裕樹に勝ちがついたことと、阿部の評価が少し上がったくらい。
この体制のままですと選手のやる気が出る感じはないので、歓喜するような試合は臨めず、選手は自分の年棒が下がらないように個人事業主として最低限頑張るだけでしょう。
チームの雰囲気が良くならなけれな団体スポーツで勝っていくのは困難でしょう。
ましてやファンを感動させる試合なんかできるはずありません。
プロ野球を観戦するファンには3通りがあると思います。
① 熱狂的で勝ち負けにこだわらず、選手、監督も関係なく、野球自体は二の次でひたすらチームを応援する宗教的なファン。要するに阪神タイガースのファンのような人々。
② 野球をそこそこ知っていて、勝ち方、戦法などにある程度こだわり、チームスポーツが精神的な要素も多いことも分かっているファン。野球、選手、人情などにこだわりも持つ演歌的なファン。酔っぱらい野球おやじに多いかな。
③ 野球はみるけどもそれほどこだわりもなく、サッカーでもなんでもいいが、せっかく見るなら負け試合より、勝ち試合のほうがいい。中長期的にどうなろうがその時次第。目の前の試合で一喜一憂するのみのファン。
こんな感じでしょうか。
楽天イーグルスの場合、①が5% くらい、②が10%くらい、③が85%くらいではないでしょうか。
私はもちろん②です。みなさんはどのタイプ。
ですから今日の勝に意味は見出していません。
負けて一気に大久保休養まで連敗したほうが、今後の試合にも、選手のモチベーション上もよかったと思います。
栗山監督のファンサービスかもしれませんが、今日は大谷を代打で見ることが出来ました。
大谷のホームランで試合が決まった方が劇的よかったのではないでしょうか。
ちなみにみなさんは年間指定席がなかったとと仮定したら、一試合、一試合チケットを買ってでも球場に足を運びますか。
少なくとも私は監督が今のままで、選手もいまのままであれば、今年はもう球場で見る気はありませんね。
今年はもう勝ち負けは全く気にせずに見る感じです。
(楽天イーグルス誕生まではライオンズファンでしたので、今年はライオンズの試合はライオンズユニフォーム着用で観戦しようと思っています)