【西武】 ●菊池(2勝5敗) 牧田
【楽天】 則本 ○ミコライオ(2勝0敗) 松井裕
最近の試合を見る限り負けパターンであったのに、勝てるとはちょっと流れが変わったのかも。
今日は則本が悪いというより、今江の暴投や拙い守備によって球数が多くなってしまい、7回までで降板したのでまた負けパターンかと思っていました。
一方菊池 雄星投手の方が球数が少なく、完投の可能性もありました。
でもここまでなかなか勝につなげられなかっただけあって、やはり菊池は粘り切れませんでしたね。
菊池投手はストレートは申し分なく速く、スライダーの落ち方も悪くはなったですね。ただ、細かいコースをつくようなストレートの制球力はなく、あとはほとんどが高速スライダー。
要するにストレートかスライダーに的を絞っていれば何とかなるはずなんです。
そこでポイントの一つは8回の今江の打席。あっさりストレートを見送っていたので、当然ねらいはスライダー。そこへ投じたスライダーを見事にレフト前へ。
このヒットが今日の勝負を分けたと思います。そのあとのウィラーへの四球で菊池は The END。
もちろん牧田からタームリを打った、松井稼、銀次はアッパレですが、この二人に牧田を当てなければならない西武の投手事情も楽天イーグルス並みなのでしょうか。
もちろん球数は多くなったものの、ここぞの1本を許さなかった則本もアッパレです。
大きなお世話ですが、西武が菊池 雄星をクローザーに使うようになったらちょっと嫌ですね。
楽天イーグルスは今日のように先発とミコライオ、松井以外が投げない展開になっていけば勝が増えていくのではないでしょうか。
今日の松井もストレートの球質は昨シーズンの8割程度には戻っているように見えました。もう開き直ったのでしょうか。躍動感は昨年並みとみました。
いずれにせよちょっと明るい兆しがあるのはいいですね。