日本野球史上最長!延長50回の死闘
DAILY NOBORDER 9月1日(月)9時31分配信
▷50回も戦い抜いた両校は間違いなくアッパレであるが、いろいろな議論を巻き起こすであろう。
まず一時停止試合(サスペンデッドゲーム)について。
これは再試合と異なり、延長戦で再開。要するに裏表で点数差がつけば1回でも決着。
私は高校生の硬式野球ではこれがいいと思う。雨天コールドで翌日再試合で、形勢が逆転することはよくあることなので、雨天中止でなく中断時点から再開した方が公平な感じがする。また延長15回で再試合でなく翌日延長16回から再開することで不公平になるとは思えないし、選手の健康的ににもよい。
タイブレーク方式(延長戦はせずノーアウト満塁で先攻、後攻で攻撃して勝敗を決める)を採用するかどうかは高野連しだいであるが、なんとなくさみしい感じがするので、硬式野球は延長15回→12回くらいにしてそのあとタイブレークではどうでしょうか。甲子園大会をみていてもほとんど延長12回までには決着している印象もありますし。
一方軟式野球。
こちらは野球といっても別競技。
そもそもアメリカからベースボールが入ってきて、それを気軽にやるために、日本でゴムボールで始めたもの。ボールが全く異なるのに、塁間や投手-捕手間が同一なのはそもそも根拠がないのである。
飛ばないボールで野球をやればレベルが上がれば上がるほど、投手有利で得点は入らない。観ていても面白くないのである。
であるからして、軟式野球はタイブレークを導入するのでなくてもっと点数が入るように、塁間を硬式野球の8割くらいにするような根本的なルールの変更が正しいと信じて疑いません。
このあたりのことを2年前まで続けていたブログ『野球は演歌だ』に詳しく書いているので、ものすごく暇な方はご覧ください。
http://yoidoreyakyu.blog.fc2.com/blog-entry-6.html
それにしても今回の2チームは感動的でした。誰も故障していないといいのですが。