われら犬鷲倶楽部

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楽天日本一の理由

11月4日の yahoo ニュースからの「星野監督に聞いた 楽天日本一の理由(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131104-00000001-wordleafs-base)」の記事に犬鷲倶楽部の意見として書き加えてみた。

《》がブログ管理人の追加記載したものです。

■楽天はなぜ日本一になれたか?

 楽天は、なぜ勝てたのか、なぜ巨人を前にして萎縮することもなく若い力を発揮することができたのか。その理由を闘将の口から直接聞いておきたかったのである。ようやく、その生声が聞けたとき、星野監督は「疲れた、ホッとした」と絞りだすように言った。

 「わかると思うけれど、戦力、経験では巨人に及ばない。でもチームに、そして現場とフロントの間に、一体感が生まれ、ひとつにまとまった。強い相手には、全員でひとつになってぶつかっていく。これしかないな」

■ジョーンズが示したチームへの献身さ

 星野監督は、“一体感”、“ひとつにまとまる”という言葉で日本一の理由を表現した。

 「DHの使えない東京ドームでは、ジョーンズが『俺はどこを守ればいいのか? 外野でもどこでもやる』と言ってきたんだ。あれだけのメジャーで実績のある選手が、チームのためにという姿勢を見せる。自然と、一体感は出るよ。シリーズでも結果が出たけれど、ジョーンズ、マギーの2人の有形無形の影響力は計り知れないな」

(中略)老体に鞭を打った、その姿に星野監督だけでなく、チーム全体に「ジョーンズがあそこまでやるなら」という一体感が生まれたのである。

《マギーが僅かなピンチになってもマウンドに近寄り、あるは内野手を集めていたことも、若い選手や投手にとっては大きかったと思う。英語がわかるかどうかは問題でないし、噂では「だいじょうぶ」くらいしか言っていなかったようではあるが》

星野監督は「例えば」と2人の選手の名前を出した。

 「銀次は、精神的に強い。巨人には徹底してインコースを攻められたが、恐れず踏み込んでいった。絶対にチームのために勝つんだという気持ちだろうな」

 「ベテランの稼頭央(松井)も、打つだけでなく守りで盛り上げてくれた。彼が、ピンチになるとマウンドに行ってアドバイスを送ってくれるので、ピッチングコーチがマウンドに行く必要がなかったんだ。・・・」

《藤田の守備が何度勝利をもたらしたかわからない。藤田は守備だけでも十分であり、2割3分程度の打率でも十分であるのに.275もの打率を残してくれたのは予想以上の成績。イーグルスにとっては欠くことのできない存在》

《嶋のリード;いまだに野村氏は70点はあげられないなどと言っているが、大きな誤り。嶋のリードがたまたま当たっていたのかもしれないが、嶋抜きに田中の連勝はあり得なかった。プロは結果がすべてなので、他のどの捕手であっても連勝記録は途切れていたと思う。それよりも楽天の顔として無くてはならない存在》

《岡島;簡単に三振をとられないこと、左投手を苦にしないこと、インコースも難なくヒットにできることなど、足の速い銀次という存在。あとは守備を鍛えるのみ》

《島内;故障で欠場するまでは楽天の外野陣は12球団一であった。また、つなぎとして、意外性の一打も多く来年以後は絶対にレギュラーに定着してほしい》

《聖沢;今年は3番に入ることも多かったが、盗塁減少が残念。機動力は相手にとって非常に驚異となるので来年はアウトを気にせずガンガン走ってほしい。あと夏場を乗り切れる体力をつけてほしい》

《枡田;守備は全く期待できないが、思い切りの良いバッティングでは大いに貢献してくれた。後半は迷いがあってかかなり調子を落としたが、必ず復活してほしい》

■チームの精神的支柱となった絶対的エース

 そして、マー君である。

 「本当によく投げた。見ていると、後輩たちに声をかけているシーンが多い。結果だけでなく、エース、リーダーとしての自覚が態度になって自然と出ていたんだ」

 「則本も、傍に田中将大という先生がいたことは大きかっただろう。彼もまた非常に反骨心の強い男。気持ちがある。来年が大事になるだろうが、エースとして将来を期待されるものを兼ね備えていると思う」

《美馬;CS の活躍は皆が知るところ。何かをつかんだような感じがする。故障後でもあり、完投はしなくてよいので、6回まで3点以下に抑えるピッチングを続けてほしい》

《青山;もともとフォークボールは精度が低く、失投で打たれたり、ワイルドピッチになることもあるので期待できない。得意なスライダーを磨くことと、ストレートのスピードを昨年くらいの140km/h 後半くらいに戻してほしい。さらにフォークは期待できないので、チェンジアップを是非会得してほしい》

■グランド外での信頼関係

 一体感は、グランドの外、現場―フロントの間にもあったという。

 「今年は、シーズン前から三木谷オーナー、立花社長と腹を割って何度も、いろんな話をしてきた。念願だった右の大砲2枚も取ってくれたし、フロントと現場の密接な関係が、チームのまとまりにも反映されたのではないか。そう思っている」

《スカウトの方々へ;楽天のスカウト陣の貢献度は大きかったと思う。則本をとってみても中央ではさほど有名では無い選手をよくぞ上位指名で獲得してくれたものだ。もう少し下位指名を考えていたら、おそらく中日にとられていたと思う。摂津の二の舞になっていたに違いない》

 

もっともっといくらでも書けるが、長くなったのでこのへんにしておきます。

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