『奇跡』仙台育英アッパレだぁ～

チーム	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
大阪桐蔭	0	0	0	0	0	0	0	1	0	1
仙台育英	0	0	0	0	0	0	0	0	2X	2

育英は超アッパレです。

予選から見てきましたが、今年の育英は打線もいま一つで長谷川君も全国で通用すような投手ではないと見てきました。

ここ数年では最も戦力的には劣っているのではないでしょうか。

たぶん育英は強いであろうというのが他県のチームに印象としてあったのと、予選よりも長谷川君の調子は良いのが快進撃の要因でしょう。

そして今日の試合。

10回戦えば9回は負けるであろう桐蔭に対して、1/10の試合を演じてくれました。

今日勝つには長谷川君が抑えるのが必須であったところ、実によく投げました。

そして桐蔭の 柿木投手。はじめみた瞬間にはなんでこんなにいい投手が控えなんだろうというような素晴らしい投手でした。

ただ、8回には球速、制球とも落ちてきたのが明らかでしたので、投手の豊富な桐蔭は交代すべきであったのでしょう。

まあそれまで打たれていない 柿木君を換えにくかったのはわかる気はします。

そんななかで、育英の8回裏2アウトのレスト前ヒットで浅かったとはいえ、本塁で刺した桐蔭はさすがでした。これで育英の敗戦決定…とみんな思ったでしょう。

そして9回裏。球速の落ちた 柿木君がまだマウンドにいました。

2アウトから出塁した楽天イーグルスゆかりの杉山君の2塁盗塁は大アッパレです。

この一世一代の盗塁が勝敗を分けたといっても過言ではありません。

そして甲子園の魔物ショートゴロで一塁セーフ。

一塁手は二塁に投げると思って、一塁ベースを踏んでいなっかったようです。

桐蔭高校としては気が緩んだプレーだったのでしょう。

そして満塁で馬目君。

相手投手の心理を推察すればぎりぎり粘って押し出し四球もあるところ、ワンボールから積極的に打ちにいってサヨナラ二塁打。

この痛快な一打は育英高校の野球の神髄なのでしょう。

アッパレ以外の何物でもありません。

今日の試合を勝つにはこれしかないという展開でした。

長谷川君のでき次第では優勝するかもしれません。もちろん力では広陵高校や東海大菅生の方が上ですが。

明日も目が離せません。

あ、楽天イーグルスもなんかやってたんすか。

チーム	１	２	３	４	５	６	７	８	９	計
ｿﾌﾄﾊﾞﾝｸ	0	0	1	0	0	1	0	0	0	２
楽  天	0	0	0	0	0	0	0	0	0	０

【ソフトバンク】

 

○千賀（11勝２敗）

 

Ｓサファテ（42セーブ）

【楽天】

 

●則本（11勝４敗）

もうどうでもいいけど言っておきます。

①則本がエースと呼ばれたいのであれば、連敗を止めるには完封してしまう気概が必要です。

ちょっといい内容の投球なんか見たくもありません。

②打線は必ず不調になります。

それでも得点をしていくにはこれまで何百回も言っていますが、走塁です。

広島カープを見習ってほしいものです。

ただ『投げて』、『打って』勝つなんて試合で一シーズン乗り切れるような選手層ではないでしょうが。

この敗戦は予定通り。

そして想定内の7連敗までいくでしょう。