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凄いことではあるが、軟式野球はルール変更も検討すべし

日本野球史上最長!延長50回の死闘

DAILY NOBORDER 9月1日(月)9時31分配信

 第59回全国軟式高校野球選手権の準決勝、岐阜の中京高校と広島の崇徳高校の対戦は、28日プレーボールとなったが、両校無得点のまま延長15回を終え、翌日に続きが行われたが、両者ともに得点を奪えず、結局3日間計45イニング無得点のまま、31日に延長46回から試合が再開された。

 勝負は延長50回に中京高校がついに均衡を破り、3点を先制しそのまま勝ち、中京高校・松井投手、崇徳高校・石岡投手がともに4日間で計50イニング全てを投げ抜いた死闘に決着がついた。

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▷50回も戦い抜いた両校は間違いなくアッパレであるが、いろいろな議論を巻き起こすであろう。

まず一時停止試合(サスペンデッドゲーム)について。

これは再試合と異なり、延長戦で再開。要するに裏表で点数差がつけば1回でも決着。

私は高校生の硬式野球ではこれがいいと思う。雨天コールドで翌日再試合で、形勢が逆転することはよくあることなので、雨天中止でなく中断時点から再開した方が公平な感じがする。また延長15回で再試合でなく翌日延長16回から再開することで不公平になるとは思えないし、選手の健康的ににもよい。

タイブレーク方式(延長戦はせずノーアウト満塁で先攻、後攻で攻撃して勝敗を決める)を採用するかどうかは高野連しだいであるが、なんとなくさみしい感じがするので、硬式野球は延長15回→12回くらいにしてそのあとタイブレークではどうでしょうか。甲子園大会をみていてもほとんど延長12回までには決着している印象もありますし。

一方軟式野球

こちらは野球といっても別競技

そもそもアメリカからベースボールが入ってきて、それを気軽にやるために、日本でゴムボールで始めたもの。ボールが全く異なるのに、塁間や投手-捕手間が同一なのはそもそも根拠がないのである。

飛ばないボールで野球をやればレベルが上がれば上がるほど、投手有利で得点は入らない。観ていても面白くないのである。

であるからして、軟式野球タイブレークを導入するのでなくてもっと点数が入るように、塁間を硬式野球の8割くらいにするような根本的なルールの変更が正しいと信じて疑いません。

このあたりのことを2年前まで続けていたブログ『野球は演歌だ』に詳しく書いているので、ものすごく暇な方はご覧ください。

http://yoidoreyakyu.blog.fc2.com/blog-entry-6.html

 

それにしても今回の2チームは感動的でした。誰も故障していないといいのですが。